2013年6月2日日曜日

2013年度第1回おきなわ子どもフォーラム

6月1日(土曜日)午後2時から沖縄大学2号館でおきなわ子どもフォーラムが開かれました。
「子どもの学びと暮らしの現状とこれから」と題して、3名のパネラーが30分の持ち時間で発表を行い、質疑応答のあと、ディスカッションが行われました。

パネラーは以下の通りです。
学校教育の立場から 長堂登志子さん(元小学校教員、沖縄民間教育研究所)
キャリア教育の立場から 新垣道代さん(県立普天間高等学校キャリア教育コーディネーター)
と、特別支援学校の立場から 金城が報告を行いました。
 
長堂さんは、子どもの権利条約に示された子どもの表現の自由など人権が守られているかを切り口に、政治の状況と多忙化する現場や変容する学校や保護者について思いを語られていました。

新垣さんは、沖縄の教育の課題は学力の低下ではなく、学習意欲の低下であると述べ、今学んでいることが社会や私たちの生活にいかに結びついているかを、教師と地域の大人がコラボレーションして体験させることの大切さを訴えていました。

金城は、新生児医療の充実により助かる赤ちゃんの中に重い障害が残る場合があり、その子どもたちが医療的ケアの必要な児童生徒として学校に通学していることと、学校の取り組み。子どもや親の生活を支える地域資源の現状について報告しました。


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