2011年3月27日日曜日

2009年度の高校授業料減免過去最多に

沖縄県で毎年、増加傾向にあった、高校授業料減免の申請を行う生徒の数が、高校授業料が無償化する直前の2009年度には、過去最多の4838人であったことが分かりました。これは全体10.47%にあたる数字です。
また、2009年度に高校を中退した生徒は、953人でした。そのうち「経済的理由」を挙げたのは39人で4.1%でした。

沖縄タイムス2011年3月25日の朝刊より

高校授業料が無償化されることで、経済的に困難な家庭の高校生や保護者は、減免申請の手続きをしなくてもよくなりました。しかし、高校生活を続けていくうえで必要な出費がなくなった訳ではなく、以前困難な状態にある家庭が少なくない、というが現状です。

2011年3月26日土曜日

みなし控除 宜野湾市で適用

夫と死別、または離婚した後、婚姻していない女性の所得に適用される「寡婦控除」、しかし非婚の母子についてはこれが認められず、公立および認可保育園の保育料や公営住宅の家賃が高くなるなどの状態が続いています。

宜野湾市では、非婚の母子・父子世帯についても「寡婦控除」を「みなし適用」することを決め、新年度から実施することになりました。

これにより、母子・父子家庭の親は27万円(一部35万円)の控除を受けることができます。

県内では那覇市が新年度中の実施を検討しています。

沖縄タイムス 2011年3月26日土曜日の朝刊より